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 巻頭と巻末の方と特集掲載位置に結構差がありますが、まとめて簡単に紹介しています。

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■特集:新春クリエイター対談2016
 各4頁ずつ掲載。

●桜井政博氏×野村哲也氏
桜:これまで面識はなかった
 という事でスマブラforへのクラウド参戦の話略。略したら大部分だった。二人とも1970年生まれという話題なども。

●小野義徳氏×原田勝弘氏
小:ストリートファイター×鉄拳より前によく話すようになったので、2007年頃から
 スト鉄はそれ自体にファンが付いて予想外だったという話も。鉄拳×ストリートファイターは…豪鬼の鉄拳7参戦はそれとは関係ないとの事。
 豪鬼がストーリーに関わってくるのは共に語られていない部分があったからという事だが、小野氏には「SFシリーズだからいいでしょ」と話していたらし い。それに対し原田氏はSFシリーズのストーリーが適当すぎると思っていたので、ちゃんとゲストじゃなくストーリーのあるキャラとして参戦させたかったと 説明。
 原田氏は小野氏の前でよく忘れ物をするとかで、定年後は二人で旅行代理店を作ろうという話を。

●ヨコオタロウ氏×小高和剛氏
 ダンガンロンパをプレイしたというヨコオタロウ氏と横尾氏のタイトルは全部プレイしたという小高氏。
 NieRのような要素はショットガン的に組み込んだという横尾氏と、プレイヤーの反応をどうしても意識してしまうという小高氏など。
 二人でゲームを作ったらお互い譲り合ってひどいゲームになるだろうと言い出す小高氏。

●新川宗平氏×近藤季洋氏
 二人とも新卒入社で、スピード出世で代表取締役に。
 クリエイターと社長業の切り替えなどについての話も。最初の軌跡は2万本も売れなかったが、きちんとその後に繋がるものを作ったから今があると考えている、と近藤氏。
 新川氏は時代に置いて行かれる危機感から新ハードに参入しているという一方、近藤氏はファンがいる間はPCでやりたかった、そこはPSP/PSVitaでも同じだが次のハードに行きたいという気持ちは強いのですぐ切り替えられるよう準備は進めているとコメント。
 PSVRに関してはファルコムは機材で検証中(少人数)、新川氏はイメージが湧かないものの良い企画があれば開発したいと。
 両社で再びコラボする機会があればしたいとのコメントも。

●上田文人氏×外山圭一郎氏
 対談は初めて、飲んだのもICOが出た後の2005年ぐらいだとかで、最初はICOが発表されるまで知らなかったらしい。
 学年は違うが年齢は一緒で、PS1の頃はセガ派だったという話も。
 開発に関してはPS3からPS4の移行では相対的な差は小さいがシェアなどの周辺環境が大きく変わった、PS4では表現できないものは最初から考慮に入 れていない、スタッフのリソースが頭打ちなので(上)といった話や、ディレクションの中で実作業より人材の割り振りのような管理もしているとか。
 VRについてはゲームプレイの楽しみより体験するものとしての要素が強いが、ビジネスになると色々問題があると上田氏、商売にするのは大変だがアイデアが色々出てくるのが楽しみだと外山氏。
 上田氏をうらやむ気持ちがあると話しつつ自分の色を出しつつ売れてゲーム史に名を残す存在になれれば良いともいう外山氏なども。

 等々、かなり端折っていますが各4頁ずつ掲載。




●特集2: ゲームメーカー新時代戦略:日本一ソフトウェア 新規IPへの挑戦を続ける
 新川社長インタビュー、を簡単に。

・2015年はPS4シフトを進めた年で、ディスガイア5の国内セールスは厳しかったが欧米とアジア地域で良いセールを上げている
・海外展開となるとPS4は外せず、日本で元気なPSVitaも外せないのでPS4/PSVitaマルチも視野に

・ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団は魔女百チームというよりスタッフが多いという関係
・新規IPを作るのは難しい部分もあり、魔女百の泉達也ディレクターには完全新規IPをやってもらっている。魔女百2はディレクターは変わるがスタッフは魔女百のスタッフが入る

・七割新規IPについては他がやらないからこそやる、赤字が出ているようなら別だがそうではないし、家庭用ゲームが作りたくても作れない開発会社が多い状況はチャンスになっている
・予算規模は小さくとも自由な発想で尖ったものを作りたい

・海外展開ではSteamも考慮に、新作をPC専用で作る事はしないが、ほぼ同発もあり得る
・以前から携帯電話向けアプリは作っていたので、家庭用向け新規IPがメインだがスマ市場も考慮
・家庭用ゲーム機市場を最重視しつつ頑張りたい

 等々。



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