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 POSAで店舗側に在庫リスクがないから仕切り値を高くしているとか意味がよく分からない事を言っていた記憶があるのですが…
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[上新電機 - WiiUダウンロードソフト]

 「マリオカート8」「ピクミン3」など完売したソフトも多いですが「スーパーマリオブラザーズU」「Nintendo Land」「ゾンビU」が九割引以上となる500円で売っていたりと常識的に考えると出血しかしなさそうな価格だったりするようです。
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 ダウンロード版が完売、というのも相変わらずシュールな絵面ではありますね。

 で最初のアレですが…

[任天堂:2013年10月31日(木)第2四半期決算説明会 - 質疑応答]

 (Q1:デジタルビジネスにおける価格設定について)
取締役社長 岩田 聡:

 まず、デジタルビジネスの特徴についてですが、パッケージソフトビジネスでは、「物質的なメディア原価がかかるうえに、モノを物理的に運んでお客様に渡 していただくために、1個あたりある金額以上の利益が無ければ、配送もできなければ、小売店さんで扱っていただくこともできない」という特性があり、結果 として、「価格設定に柔軟性を持たせにくい」ということがありますが、デジタルビジネスにはそれがないということがあります。これが一つの側面です。もう 一つは、例えば『フリー』(クリス・アンダーソン著)という本で書かれているように、「デジタルのものは価格が下がりやすい。そしてどんどん無料に近づい ていきやすい。」と主張されている方もいて、「気をつけないとソフト価格のデフレがどんどん進んでしまうのではないか」という側面です。

 一方で、今、私たちが提案している娯楽だけではなく、これは単純にスマートデバイス上のゲームという狭い意味だけではないですが、世の中にあるさまざま な娯楽について、デジタル化が進んでいます。その中で、「無料」、あるいは「期間でいくらという期間課金型のサービスにして、その中で全部遊び放題にす る」といったいろいろな提案があり、その状況の中でパッケージソフトはお客様の目から見て以前よりも割高に見えやすくなっていると思います。昨今のゲーム 全体の流れとしては、ゲームはパッケージソフトとして大ヒットするものは以前よりも大ヒットし、中ヒットクラスのものがだんだん減ってきて、過去にはヒッ トしていたものが以前のようには売れなくなってきているという、二極化現象が起こりやすくなっていると思います。

 こういう中で、当社の価格設定に関する基本的な考え方として、まず、パッケージソフトをデジタルで販売する場合の価格設定ですが、私たちが昨年パッケー ジソフトのダウンロード版を本格的に展開しはじめるまでは「デジタルにしたのだから、値段を下げるのが普通だ」というのが、業界内の主流の考え方だったと 思うのですが、私たちは、パッケージ版もダウンロード版も、同じものを提供するのであれば、基本的に同じ値段でご提案しています。私たちはソフトの価値をなるべく高く認めていただきたいと考えており、また、ソフトの価値を認めていただくためにコンテンツ制作に最大限の努力をしています。そ して、例えば『スーパーマリオ』や『ポケモン』のような、遊ばれる前から多くのお客様に価値を認めていただきやすいソフトについては、それを受け入れてい ただけていると思っています。現実に、昨年であれば『とびだせ どうぶつの森』、今年であれば『ルイージマンション2』や、カプコンさんの『モンスターハンター4』、あるいは『ポケットモンスター X・Y』は、ダウンロード版もたくさんの数が売れましたし、パッケージソフトと同価格のダウンロード版のご提案を受け入れてくださっている方がたくさんい らっしゃいます。また、一度受け入れてくださった方は、ダウンロード版は、ゲームカードをなくす心配がないし、いつも持ち歩けるようになって便利なので、 「次もダウンロード版を買いたい」と言っていただける方が多いということも分かっています。その一方で、新規のIP(知的財産)や、著名なキャラクターが 使われていたとしても、ゲーム性として全く新しく、最初から価値を認めていただくのが難しいものについては、今までと同じパッケージ型の売り方をすると、 どうしても販売数が縮小し、仮に面白いものができてもお客様に認知されないまま消えてしまうということが起こりやすくなります。私たちがそういうものをダ ウンロード専用ソフトとしてご提案するときには、価格や販売方法にいろいろな柔軟性を持たせていきたいと思っており、『だるめしスポーツ店』も、『Wii Sports Club』も、『ポケモンバンク』も、それぞれ新しい(価格付けと販売方法の)トライアルで、これまでになかった形でのご提案をすることによって、より幅 広いお客様に受け入れていただきたいと考えています。また、『Wii Sports Club』に関しては、前作を大変気に入っていただいて、「頻繁に遊びたい」と考えておられる方もいらっしゃれば、「みんなが集まったとき、たまに遊べれ ばいい」と考えておられる方もいらっしゃると思います。その、「たまに遊べればいい方」と、「頻繁に遊ばれる方」に、二つの選択肢をご提案すれば、「ソフ ト販売のポテンシャルを大きくできるのではないか」と考えて、このような提案をしています。『Wii Sports Club』が将来パッケージソフトになる可能性は否定しませんが、パッケージソフトとして来年以降に発売するよりも、この年末に、まずテニスとボウリング を楽しんでいただくことのほうが、Wii Uにとって重要だと考えましたので、このような形でのご提案になりました。

 また、「ニンテンドー3DSソフト2本買うと“もれなく”もう1本プレゼントキャンペーン」というのは、国内で実施しているキャンペーンです。「クラブ ニンテンドー」にニンテンドー3DSのソフトを2本ご登録いただくと、決められた14タイトルの中からお好きなソフト1本を無料でダウンロードいただけ る、という内容です。このキャンペーンには二つの側面があります。一つは、ソフトというのは多くのお客様が欲しいと思ったら必ず買っていただけるかという と、「欲しいと思った。でも買わないまま終わってしまった。」ということが実は大変多いものです。皆様も、本やCD、DVD、あるいはゲームでも、「欲し いと思ったけれど、なんとなく買わないままに終わってしまったな」ということがあるのではないかと思います。せっかく3DSがたくさん普及して、良いソフ トが密度濃く出ていますので、「できることなら1本ではなくて2本買っていただきたい」と思い、お客様に複数本購入していただくきっかけとなるようなキャ ンペーンを考えました。

 それからもう一つは、ソフトのダウンロード版を経験されている方はお客様全体の中では一部です。ダウンロード版を体験されて「ああ、パッケージソフトを ダウンロードしてハード本体に入るというのはこういうことなのか」ということを多くの方に実感していただくことは、未来(のデジタルビジネス拡大)につな がるのではないのかと考えました。ご指摘があったように、「この施策はソフトの価値を壊しかねないのではないか」という議論は私たちの中でもありました が、この年末の、特に今年は3DSソフトが密度濃く揃いましたので、そのポテンシャルをなるべく多くビジネスにつなげ、多くの方にデジタルの体験をしてい ただくことが未来につながるのではないかと考えてこうしました。ただ、このような施策がどんどんエスカレートすると、ソフトの価値の毀損につながりかねないと思いますので、そうならないように注意したいと思います。

 これNAGE…岩田前社長の過去発言への突っ込みが死者に鞭打つみたいなポジションになってしまったのがあれですが、POSAなので売れた時にのみ任天堂にお金を払えば良くて在庫を持たなくて良い、で値段は下げません。
 という話からすると今回のようなセールは恐らく任天堂側からの提案みたいな部分がありそうです。

 それでソフト価値の毀損が何だっけ。
 元から海外だと滅茶苦茶本体同梱で売ってはいますけどね。

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