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 というエピソードをCEDEC2015の講演で公開していたのですが、これについてTwitterで補足していました。

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[ファミ通:『サマーレッスン』を生んだ3つの命題とは? 原田勝弘氏が制作秘話や紆余曲折から痛感した“VRコンテンツの問題・未来を語る【CEDEC 2015】]

 講演で紹介されたエピソードとしては、VR HMDには未来があると考えたが開発企画の承認が下りず、どうしてもやりたいなら部活(勤務時間外)にやれと言われた原田氏が、元SCE会長の久夛良木健氏に
「2012年を境に、VRの再定義が始まったと考えています。私はこれに投資すべきだと考え、具体的なアイデアもあるのですが、経営陣の財布の紐が固いです。どうすればいいですか?」
 と訊ねたところ、
「僕もPS立ち上げの時、最初は誰も信じてくれなかったし、あの時も先は読めなかった。だけと君たちは張ってくれたよね?信じられる可能性や技術はあっ た。このHMD-VRもそうだけど、これはいつか来る、ブレイクスルーする可能性がある。もしそうなった時になって、“僕何もしてませんでした”っていう のはないよね。だから、経営陣がいまどう言おうと、やるしかないんだよね。君たちにはその力があるんだから。」

 との助言を受け、可能性を信じてやっていくのだという思いを新たにしたのだとか。

Katsuhiro Harada ‏@Harada_TEKKEN

久夛良木さんの言葉は現在VRに携わる人には響くと思う。
僕は数年前、このやりとりがあったから賛同者若干、予算ゼロのところから全力でやりくりする勇気が湧いた。
まぁPS1の頃と違ってHMDはもっと時間を必要とするとは思うけれど。
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[Tweet]

で、この久夛良木さんの回答には続きがあって

「VRなんて部活でやれよと言われたんなら、本当に隠れてやってやればいい。で、いつかそれが話題になった暁には、さすが我が部下!って言うんだから。上司なんてそんなもん。でもそれでいいんだよ」
[Tweet]

 頑張ってSFCのサウンドチップからPS事業立ち上げまで手がけた久夛良木氏はさすがですね。
 それで上手く行くとは限らないのでしょうが、ともあれその数年やりくりしてきた成果が来年には結実する事になるのかもしれません。
 VRでも投資規模は海外に負けているようですが、まだアイデアで色々出来る段階ではありますし、新たな体験の実現に期待したい所です。

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