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 トライエース以前から子会社のモバイル&ゲームスタジオは、コンシューマやアーケードの開発も請け負っていたようなのですが…
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[ネプロジャパン:株式会社トライエースの株式取得(子会社化)及び当該株式取得の一部対価としての第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ]

 当社は、平成27 年2 月20 日開催の取締役会において、下記のとおり、株式会社トライエースの
株式を取得し(以下、本件株式取得という)、同社を子会社化すること、並びに本件株式取得の対
価の一部として第三者割当による自己株式の処分(以下、本件自己株式処分という)を行うことに
ついて決議いたしましたので、お知らせいたします。

Ⅰ.株式会社トライエースの株式取得(子会社化)の概要
1.株式取得の理由
(1)株式取得の経緯
 これまで当社グループは移動体通信事業(主として携帯電話・スマートフォン等の販売事業)を
中心として事業展開をしておりましたが、平成26 年11 月5 日付「子会社の異動(株式譲渡)、債
権譲渡及び事業譲渡並びに特別利益の計上に関するお知らせ」のとおり、平成26 年12 月1 日付で、
ドコモショップ運営に関連する事業を売却し、現在、モバイルゲーム事業および人材コンサルティ
ング事業の強化・拡大に努めております。
 株式会社トライエースは、平成7 年3 月の会社設立以来、あらゆる分野やプラットフォームに対
応するゲーム開発会社として豊富な実績を有しており、特にコンシューマー向けRPG ゲーム(ロ
ールプレイングゲーム)として、「スターオーシャン」シリーズや「ヴァルキリープロファイル」シ
リーズなど数多くのヒットタイトルを手掛けております。同社は、開発会社でありながら、ゲーム
ファンからの認知度も高く、特にそのRPG ゲームの企画・制作能力は日本でも有数であると評価
されております。また、同社は今年で創業20 年を迎えますが、創業来継続してきたR&D(研究開
発)により積み上げてきた技術力を背景に、大手ゲームメーカーやパブリッシャーから高い評価を
得ており、安定した顧客基盤を有し、近年では、市場拡大するスマホゲームの制作にも積極的に取
り組んでおります。
 このように同社はゲーム開発会社として高い技術・開発力と安定した顧客基盤を有しており、同
社が当社グループに合流することで、モバイルゲーム事業の売上及び人員規模はほぼ倍増し、当社
子会社の株式会社モバイル&ゲームスタジオ(以下、モバイル社という)とともに「規模・質とも
にNO.1 のゲームクリエイター集団(グループ)」の地位を築く為の布石になるものと考えておりま
す。また、事業の強化において重要な2 つの要因である開発体制の強化と顧客基盤の拡大の実現だ
けでなく、モバイル社とは主力顧客が重複しておらず、ゲーム分野も、両社とも昨今市場拡大する
スマホゲームへの展開を志向しておりますが、モバイル社はアーケードゲーム、株式会社トライエ
ースはコンシューマーゲームでの実績・評価が高いことから得意分野が異なっており、相互補完性
も高いことから、同じグループに属することでのシナジー効果の発揮や事業リスクの軽減も可能で
あると考えております。
 このたび、上記の理由から当社は同社が最良のパートナーになり得ると確信し、同社経営陣と協
議を重ねてまいりました結果、経営基盤の強化を図ることで、これまで以上に新たなゲームタイト
ルへのチャレンジを行い、顧客およびゲームユーザーの満足度を向上させる制作を目指したいとの
考えに至り、当社グループに合流することについて、合意に至ったものであります。

(2)今後のゲーム事業の事業戦略について
 ゲーム業界におきましては、スマートフォンやタブレットの普及により、ゲームユーザーの裾野
は広がっており、リリースサイクルの短期化、ゲーム開発費の高騰が進む中、顧客であるゲームメ
ーカーやパブリッシャーからの開発会社に対する要求レベルは日に日に高まっております。企画・
開発から運営フェーズまでを一貫して提供できる体制やレベニューシェア(開発費用の一部を負担
することで、そこから発生する収益をあらかじめ決めておいた配分率で分け合う)案件の要望も増
えており、技術力だけでなく、開発会社としての規模や資金力が受注拡大の重要な要素となりつつ
あります。
 こうした業界環境において、株式会社トライエース経営陣とは、当社グループに合流し一定の資
金的な背景を得ることで、より事業に集中し、強みである技術力を生かして、新たなゲームジャン
ルへの取組みも含めた多様な受注案件の拡大を図り、同社の業績向上、ひいては当社の企業価値の
増大を目指すことで考えが一致しております。
 子会社化後は、モバイル社と包括的な業務提携を実施し、モバイル社とも歩調を合わせ、ミドル
リスク・ミドルリターンといわれるレベニューシェア案件への取組みや、株式会社トライエースに
おいて自社開発した統合型開発環境ソフトのモバイル社内での利用検討、両社の開発ラインの状況
把握による相互外部委託など、幹部職員同士の情報連携も適宜実施しながら、シナジー効果の早期
発揮に努めてまいります。また、当社ゲーム事業の規模の拡大により、コスト分担も可能となるこ
とから、新しい領域への取組みなども検討してまいります。加えて、プロジェクト管理方法や採用
業務の共通化、並びに管理業務の当社管理部門への集約等についても段階的に進め、経営管理機能
の強化と収益体質の向上を図ってまいります。
 今後も当社といたしましては、引き続き業務提携や買収等を織り交ぜながら、更なるゲーム事業
の拡大を推進してまいります。

 3/1,9の両日にトライエース株の68.9%を取得しトライエースを同社の子会社にするとの事。
 トライエースのここ3期の営業成績も掲載されていますが、平成24年2月期は9.08億円の売上高に対し営業利益5百万円、平成25年2月期は 13.33億円の売上高に対し営業利益0.76億円、平成26年2月期は売上高14.12億円に対して営業損失0.21億円となっていたようです。
 利益率が悪いというか、売上高が伸びて営業損失が増えるというのも微妙な所ですね。

 トライエースの五反田義治氏、則本真樹氏、五島憲次氏はそれぞれ株式取得に伴い1.3億円程度を価額として得るようです。

 この今後の事業戦略からして、コンシューマ事業向けの動きはあまり期待出来そうにないですね。

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