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 第1四半期にして第2四半期時点の予想売上高の倍以上になっています。前年同期比だと売上高はほぼ倍に。
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[ファルコム:平成27年9月期 第1四半期決算短信](pdf)
[ファルコム:平成27年9月期第2四半期累計期間の業績予想の修正に関するお知らせ](pdf)

 第1四半期の売上高は前年同期比97.5%増の6.23億円、営業利益は224.5%増の4.28億円、純利益も2.8億円となっています。
 これらの実績により、第2四半期の予想を当初の売上高2.75億円から7億円に、営業利益の予想を0.85億円の損失から3.5億円の利益に修正…って売上高については第1四半期の時点で九割方達成しているのですが。

 当第1四半期累計期間の製品部門におきましては、「日本ゲーム大賞」や「プレイステーションアワード」など
数々の賞を受賞し、高い評価をいただいております、据え置き型ゲーム機PlayStation®3及び携帯型ゲーム機
PlayStation®Vita向けゲームソフト「英雄伝説閃の軌跡」(平成25年9月発売)と「英雄伝説閃の軌跡Ⅱ」(平成
26年9月発売)の販売が、国内及びアジア地域において引き続き好調に推移しております。
 また、完全新作となる当社初の現代を舞台とした挑戦的な意欲作「東亰ザナドゥ」及び当社代表作の1つである
「イース」シリーズ最新作を鋭意制作中です。完全新作タイトル「東亰ザナドゥ」は「軌跡」シリーズ、「イース」
シリーズに匹敵する新シリーズとするべく制作に邁進しております。
 その結果、製品部門の当第1四半期累計期間の売上高は180百万円(前年同期比29.6%増)となりました。

 ライセンス部門におきましては、北米及び欧州地域において、PCゲームのダウンロード販売が好調で、特に
「イース」シリーズや「空の軌跡」が順調に販売を伸ばしている他、国内においては「チェインクロニクル~絆の新
大陸~」(株式会社セガネットワークス)と「英雄伝説閃の軌跡Ⅱ」とのコラボレーション企画などを展開しまし
た。
 さらに、中国ゲーム開発大手で「Changyou.com(チャンユードットコム)」でも知られている、ナスダック上場企
業「Changyou.com Limited(北京暢遊時代数碼技術有限公司)」と提携し、中国本土の巨大モバイルアプリ市場に向
けて継続的にリリースを行う契約を締結しました。
 その結果、ライセンス部門の当第1四半期累計期間の売上高は443百万円(前年同期比151.2%増)となりました。

 という事でライセンス関連が好調だったようですね。閃の軌跡IIのリピートがあった第1四半期に対して第2四半期は特にタイトルの発売が無い事から控えめな業績予想となっているのでしょうが、これぐらいであれば特に問題なく達成出来そうではあります。

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