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 従来のメモリに比べて大幅に小型化されるようでもありますし、次世代携帯ゲーム機にも関係ある…かも?
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[PC Watch: 後藤弘茂のWeekly海外ニュース 秒読み段階に入った広帯域メモリ「HBM」]

 SK hynixが2015年のQ1より、Samsungもそう間をおかずに量産体制に入るとされる広帯域メモリ「HBMですが、第1世代の製品は4枚を積層し帯域は1つの積層パッケージ辺り128GB/sと現行のGDDR5の4倍以上の帯域を実現、
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 広帯域メモリの登場で、広帯域の積層メモリとより低速だが大容量なメモリの2段階に分かれるとの予測も。
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 SK hynixのHBM第2世代製品は容量が第1世代の2Gbの4層構造(1GB)から8Gbの4/8層構造(4/8GB)となり、メモリ帯域も倍の256GB/sとなる予定とされています。
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 また積層パッケージのサイズはアスピリンの錠剤よりも小さい5.48mm*7.29mmとなり、MCPとしての実装も容易だとか。
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 まだどれだけのコストがかかるか不明ではありますが、“遠くて大容量のメモリ”を設けないといけないのはサーバーなどでの話でしょうし、PCやゲーム機 においてはHBMだけでメモリが足りるようになるのかもしれませんね。HBM2の8GBパッケージ一つでPS4と同等のメモリ容量とそれ以上の帯域を実現 出来るわけですし。

 ピリッとしたメモリが好きな任天堂が採用するかは別として、PS3ではXDR、PSVitaではWide I/O、PS4では全部GDDR5といった具合に毎回帯域を確保する為に色々やろうとするSCEが採用しない理由はなさそうです。
 コストと量産性が十分なら、という話にはなりますが…
 HBMを搭載した携帯ゲーム機としてPSP3(仮)が出てくれればかなりの性能になる可能性はありそうです。

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